Lordの日記

遊び学ぶ居心地の良い空間創りがLordのテーマです

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照準

20061015162307
 写真は革二本手バッグ横型、秋の新作です。サイズは従来の二本手バッグよりずっと小さく、コンパクトで都会的な大人のイメージです。細部の構造や機能は一部バージョンアップしていますが、基本的にはこれまでの作品のコンセプトを受け継いでいます。Lordでメンテナンスをして、30年以上お使いいただけるバッグです。
 「師を見るな、師が見ているものを見よ」とは、技芸の伝承に際して言われることだそうです。これは遠い時代の原初の経験を伝承するための、正統的な方法だそうです。この言葉に感動しその後拡大解釈して、尊敬する師の「視線」や「感動」「欲望」といったものに照準し、師その人や業績ではなく、師が成し遂げようとしていることを射程にとらえようとしてきました。
 これがどの位の結果を残せたかはさて置き、今もその照準は変わることありません。これは、研究に限った話ではありません。長年使い込んだ素敵な革鞄を持たれたお客様が、Lordの鞄を御覧になっている際、その視線や感動・疑問にに注視し、それらは単なる発見で終わる事無く次の鞄造りに繋がっています。
 本物の遊び・学び・上質を知る人の『視線』『感動』『欲望』から抽出されるテーマは豊饒であり、総てはLordのパーツとなります。『こだわり』の視座は「今の自分」の位置を動かず、弟子が「師(その人)を見る」場合と同じです。「今の自分」を基準点にしている以上、師の模倣がいいところで異他的なものの受容は困難でしょう。Lordがこたわらない所以です。
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