Lordの日記

遊び学ぶ居心地の良い空間創りがLordのテーマです

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役割

20061025151917
 毎年この時期は、雑誌などの取材や撮影が多くなります。同じ質問を何度も受け、その結果同じ事を何回も喋ります。取材者の頭の中にはもう既に原稿あるいはLord像があり、その確認と細部のチェックの為に質問をするという場合が殆どのようです。過去の記事やホームページ、この日記などに一通り目を通し、店内を隈無く見てから、私など気付かなかった点に関する想定外の質問をいただく場合もありますが、少数です。
 取材の際にいつも興味深いのは、カメラマンの視線と行動です。デジタルカメラの発達で以前と比べると機材は少なくなり、撮影にかかる時間もかなり短くなりました。個人的な興味なのでしょうが、個々の品物に関する突っ込んだ質問は、カメラマンからの方が多いようです。カメラという道具を使い写真という作品で表現するお仕事柄、道具や物に対する厳しい目と愛情をもっておられるのでしょうか。
 カメラマンは機材以外は、ほとんど何の準備もなく来られます。店内をぐるりと見て、全景のカメラ位置を決めるのですが、これがまた十人十色。カメラが固定される場所は、カメラマンの数だけあります。次にクローズアップされる品物や棚を決めますがLordでは全景同様、要請がないかぎり、こちらから特に指定することはありません。絵になり易いものもあるでしょうが、ここで選ばれる商品や棚も千差万別で、雑誌などで御覧いただく通りです。
 主体が色褪せた現在、空間に固定された視点はありません。取材カメラマンが切り取るのは単なるある瞬間のある部分の記憶でしかなく、空間とは殆ど無関係なものです。空間をテーマにするLordを写真で紹介することの不可能性を瞬時に嗅ぎ分け、空間内の関係に身を置き遊ぶカメラマンの写真はどれもLordで、私達スタッフはそこから多くの事を学びます。
 では何故その写真の横にある文章が、いつまでも旧態依然としたままなのか。これは情報雑誌に要求される、デジタルな役割の要請だと考えられます。多くの読者は記事から「行く」「行かない」を決定します。Lord店内でよく聞かれる「ここ何屋さん?」では駄目なのです。
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