Lordの日記

遊び学ぶ居心地の良い空間創りがLordのテーマです

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手帳

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 Lordの本年の営業は今日28日午後8時迄です。新年は1月5日(金)午後12時からです。新年の企画の日程や詳細はHPをご覧下さい。Ekelundを始めとするLord軽井沢店の商品の販売は、1月以降も行っておりますのでどうぞご利用下さい。
 月並みですが一年は本当にあっという間です。Lordのスタッフは私が軽井沢から帰った頃には既に来年の企画に取り掛かっていましたので、皆頭の中はとっくに2007年です。私だけが今年の残務を大量に抱え、2006年頭のまま2007年を迎えそうです。周囲の皆さんと話をしていると、既に来年の秋冬のスケジュール調整に入ってます。
 交通・通信手段の急速な発達により、空間や時間に対する考え方も大きく変りました。私自身もかつては暦に従い、日・週・月・年をひとつの単位としスケジュールを組んだり行動していましたが、現在はカレンダーの使用はとても限定的です。48時間(2日)を最小のユニットとして5ユニット(240時間10日)・25ユニット(1200時間50日)・125ユニット(6000時間250日)・・・を単位に行動しています。
 その詳細や意味・目的を書くと大変長くなるので省略しますが、とにかく有効かつ効率的です。したがって市販の手帳は使えません。モールスキンのシンプルなもの何冊かを併用しています。システム手帳は専ら資料を持ち歩くのに使っています。PCは使えない場所・状態にいる事の方が多いのでスケジュール管理には使いません。
 今朝、「これから新しい手帳を買いに行くので」と情報収集にお客様がいらっしゃいました。基本的に「個人情報」を盾に手帳は人に見せないのですが、どうしてもと言われお見せしました。日・週・月の表記が無く、数字や何語か分からない記号だらけの手帳を見て「これ何?スケジュールどこ・・・?ぜんぜん参考になんないなぁ・・・。」とがっかりした御様子。元来手帳やメモってそういうものだと考えています。ご期待に沿えず申し訳ございませんでした。
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日記の話題

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 天候は一転、春のような表参道です。SMAPショップにも長蛇の列が戻り、参道はクリスマスの飾付けからお正月の飾付けへと変りました。クリスマスとお正月の飾りを入れ替えるこの国では、26日未明が大忙しです。お洒落でクリスマスに大変賑わうこの街は、明治神宮の表参道ですからお正月の準備も大切です。原宿駅の特設ホームと改札口も準備が始まっていました。
 昨日大雨の中ご来店下さったお客様から、「最近Lordの日記に文房具の話があまり出てこないですね」と御指摘いただきました。Lordでは文具類のお取り扱いも致しておりますしスタッフは皆文具好きですので、この日記にも時々文房具の話題が登場します。いつも日記をご覧いただいているというそのお客様の分析では、最近文具の話題が少なく残念だとのことでした。
 話題のバランスなど考えた事も無く、毎日思い付くままに書いていたので「えっ?!」という正直な対応をしてしまい失礼致しました。文房具が好きですが特にマニアやフェチというわけでもなく拘りも無いのですが、長嶋茂雄を見て育った私は一人でも期待してくれてる人がいれば「期待に応えよう!」と力が入ります。今日の日記は文房具で行こうと、カフェでブランチをとりながら力んだのですが・・・。
 頭に浮かぶのは食べ物のことばかり。メニューの『カラマリのフライ』を見て「!!」。イタリア語でイカを意味するcalamariの語源はラテン語のcalamariusで、意味はペン・ケースです。形が似ているからかなぁ?そこであえなく思考停止、そして時間切れ。さっきLord店内で試しにペンケースから10本のペンをはみ出させてみると、確かにイカに見えなくもない。皆様もお試し下さい。
 こんな文房具ネタで御免なさい(これが本当のイカさまです)。こうして周囲の期待を裏切る日々です。
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雨のコンサバトリー

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 コンサバトリーの雨音とリズムの合う音楽に変えて、ゆったりとした午後の時間を楽しむのもいいものです。クリスマスと年末年始休暇の間のこの時期は、何かと慌ただしく落ち着かないものですが、今日は強い雨のおかげもあり店内で比較的のんびり過ごしています。
 こんな強い雨も久し振りのような気がします。神宮前の交差点で信号待ちをしていると、表参道を埋めるパラソルがとてもカラフルできれいでした。土砂降りの雨の中わざわざ当店を探して来て下さるお客様は皆様ずぶ濡れで、本当に申し訳なく心から感謝致しております。
 コンサバトリーのおかげで雨の日も店内は結構明るいのですが、Ekelundの展示品を明るいものに変えたりもしています。コンサバトリーの天井のガラス越しに空を眺め、「雨は落ち着きますね」とおっしゃるお客様がとても多いのは少し意外です。
 空が見えるコンサバトリーは晴れた日も気持ち良いのですが、雨の日も気に入ってます。雨音と雨の日特有の光の具合が、独特の安心感と落ち着きを演出してくれます。ちょっと都会的な大人の音楽と飲物が欲しくなります。寛がれるお客様方の表情が、とても柔らかく感じられる師走の午後です。
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オーダー革鞄

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 この時期、楽器のケースを持った方と街で擦れ違ったり、楽器ケースを持ったお客様のご来店が多い事に改めて気付きます。プロ奏者からアマチュアの方まで、生演奏の機会の多い時期だからでしょう。素敵な音色を奏でる大切な楽器の持ち運びは、どこも混雑の激しいこの歳末とても神経を遣われる事と思います。
 楽器に限らずかさ張る高価なものや壊れやすいものを運ぶときは、ケースや鞄に拘ってしまいます。その品物専用に作られたハードケースは安心感はありますが、概して大きく重いようです。比較的コンパクトに軽く持ち運べるソフトケースや袋類は、本体の保護という観点からは不安です。近年は素材の開発も進み、軽くて頑丈なケースも出てきましたが、質感やデザインがいま一つです。
 昨夜、風呂敷に三味線を包み持ち歩いている方を拝見しましたが、とても粋でした。風呂敷や不定形な鞄を見掛ける度に、中には何が入っているのだろうと想像してしまいます。それがオーダーされた何かの専用革ケース風である時は、形からの想像だけでは我慢しきれず、ほとんどの場合持ち主に質問してしまいます。その中身の多くはあまり一般的ではない楽器・道具類です。
 体の一部分と同様に大切で思い入れのある道具類の為に、専用の革鞄をオーダーするというのは贅沢でありとても羨ましいことです。そういった鞄が一生のうち1個でも作れたらいいなと思います。素材を選び職人さんを選び細部まで注文をつけて出来上がるオーダー革鞄は、自分にとって究極の鞄です。ただそれも、その鞄に入れる大切なものがあることが何よりの前提です。 
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鎧のトランプ

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 Lordスタッフの一人は本日、中世西欧の『鎧』をテーマにした集まりに出掛けています。具体的な内容は分かりませんが、『鎧』の研究者や好きな人達が集まり、実際鎧を着けての行事もあるとか。世の中には実に様々な時代や場所の、コスチュームの研究者や愛好者が数多くいます。そういった方々とLordは、何かと繋がりがあります。
 例えばチェス・トランプ・タロットカードにも、『鎧』をテーマにしたものが数多くあります。写真は『JEU DES ARMURES』という、ルイ13世時代の鎧のイラストを集めたフランス製のトランプです。ルイ13世の時代といえば17世紀前半で、王権による中央集権化が推進され絶対王政の基礎が定められた時代です。ベルバラ世代の私は世界史の授業で、最初のベルサイユ宮殿がルイ13世の離宮として建てられたと教わってこのへんはよく覚えています。
 王様ごとに鎧のトランプが出ているフランスの文化にも感心しますし、研究者にとってもとても貴重な資料となるものです。お客様からご依頼をいただいて鎧を着たチェス駒をお探しすることも多いのですが、この場合もやはり時代は重要な要素となります。戦記物のチェス駒が身に着けるコスチュームの再現はよく考証がなされており、とても興味深いものです。立体的であるので、その形がよりリアルに伝わって来ます。
 チェス・トランプ・タロットカードには『鎧』に限らず、世界中の様々な時代の様々なコスチュームをテーマにしたものがあります。Lordにも絶えずその中の幾つかがあります。チェスやタロットの遊び方を知らず、トランプをゲームに使うのではなく、好きな国・時代・出来事・人物・コスチューム等のテーマでお買い上げのお客様も多いようです。『鎧』がテーマのトランプは、54枚を一枚一枚見ているだけで半日以上楽しめてしまいました。

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クリスマスの記憶

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 何故か通っていた幼稚園がカトリック系でした。毎年クリスマスには、当時としては盛大なパーティが開催されていました。神父様をはじめとする多くの外国人ファミリーも招待され、国際色豊かなクリスマスパーティでした。身体も心も弱かった私には幼稚園時代の楽しい想い出はあまり無いのですが、このパーティだけは鮮明に記憶しています。
 毎年パーティのクライマックスは、年長組の演じるキリストの誕生劇とそれに続くサンタクロースのクリスマスプレゼントでした。この劇は今から考えてもとてもよく出来ており、宗教社会学の教材に使えそうな完成度の高いものでした。もちろん演技ではなく脚本の話ですが。突然演技に目覚めた私は何故か人の台詞まで全部覚えており、当日風邪でお休みした子たちの代役をやり、先生に重宝がられたのを覚えています。
 イエスが家畜小屋の飼い葉桶の中で生まれたという事実は、人は病院で生まれると思っていた無知な幼稚園児には驚きでした。当時周囲の大人に「どうして?」を連発しておりましたが、納得できる回答を得るまでにはそれから10年以上を要しました。高度成長期の日本の幼稚園児にとって、このイエス誕生劇はとても不思議な史実でした。
 劇が終わると、真っ赤な衣装と白い髭のサンタクロースが突然現れます。子供達は興奮状態で皆立ち上がります。一人一人にプレゼントを渡しながら近付いてくるサンタを、ドキドキしながら待ちます。サンタは身体が大きくて目がグレーの外国人のお爺さんです。発音の違う「メリークリスマス!」という言葉とともに渡されるプレゼントの包みはゴワゴワしており、サンタさんからはとても良い香りがしてきました。
 このような体験のおかげか、小学校高学年までサンタさんの存在を疑う事などなく、それゆえ同級生からは「バカだ!」といじめの対象となっておりました。
 
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Lordの空間

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 表参道のLordはギャラリーです。『Gallery Lord』が正式名称です。Lordの原点である「遊び学ぶ心地よい空間を創る」というコンセプトの、実践の場でもあります。お貸ししている時はお客様のイメージで、自由に空間作りをしていただいております。毎回どんな空間が出来上がるか私達もとても楽しみであり、出来上がった空間で多くの事に気付き驚きの連続です。
 この空間は作品などの展示だけではなく、音楽の演奏・詩の朗読・ダンス・セミナー・お教室・カフェ・サロンなどこれまで様々な事に使っていただきました。過去のイベントを振返ると、空間は物質と精神が創るということがよくわかります。室内に所狭しと作品が並べられる事もあれば、テーブルひとつで行われるイベントもあります。そこにはどんな場合も主催者独自の『空間』が存在します。
 出来上がった空間は、訪れるであろう人たちの居心地の良さの最大公約数を拾って創られた空間ではありません。主催者の思想・哲学・感性に基づき妥協を排し創られた空間の心地良さは、時として自分とは違うということもあるかもしれません。感性の違い故に否定してしまわず、ポジティブな感覚でその空間に身を置いてみると、毎回新たな発見と出会いに遭遇します。
 ギャラリーやセレクトショップという言葉の語彙やイメージが、こういったLordの空間とマッチしているかどうかは、時々議論の対象となります。ここではそういった問題はさておき、Lordにとっては『人』の創るすべての空間が興味の対象です。空間に対する興味は人・モノ・思想・哲学・感性を通して時間と空間を超え、無限大に拡がります。そして様々な新たな出会いを演出してくれます。
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今夜は22時迄営業

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 Ekelundの今年のクリスマスシリーズは、華やかでありながらとても落ち着いた雰囲気で、例年になく好評です。店内にクリスマスシリーズが飾られるのも今日を含めてあと5日となり、少し寂しいような気もします。まだご覧になっていない方は、この五日間にぜひ一度ご覧下さい。本日は夜10時迄営業致しております。LINDAさんのネールアートもやってます。お仕事帰りにでもお立ち寄り下さい。
 お待ちいただいておりました革製品の新作がようやく入荷致しました。店内でお手に取ってご覧いただけるようになりました。人気者の『でかでかリュック』はワイン色、『二本手バッグ・ヨコ』はテラコッタ、『二本手バッグ・タテ』はワイン色がご覧いただけます。ショルダーバッグはブラックとワインの2種類をご覧いただけます。クリップボードはタテ・ヨコともに全色入荷致しました。
 アイルランドのポケットケープとパッチワークの帽子も入荷致しました。どちらも見るからに暖かいLordの定番商品ですが、これからの季節おおいに役立てていただけることと思います。アイルランドのお品物は他に、アクセサリー・ビューリーズの紅茶・ミニフレーム等がございます。どれも数に限りがございますので、お早めにどうぞ。
 あと、今週末の土曜日までにはタロットカードとトランプのちょっと珍しいものも到着する予定です。発送をご依頼いただいた方へは、一部の地域を除いて早ければ土曜日中には着くかと存じます。お楽しみに。表参道店の年内の営業は28日夜8時までで、新年は1月5日お昼12時から営業致します。また通販の発送は年内は29日が最終で、新年は5日からとさせていただきます。
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使い込んだ革鞄

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 Lordの革鞄はどれも頑丈です。修理をしながら長く使っていただける作りです。使えば使うほど見た目も使い心地もいい感じになり、世界にひとつだけの鞄になります。使い込まれた革鞄には、持ち主の人生が刻み込まれています。空港や駅で古い革鞄を見つけると、持ち主をジーっと見てしまうのですが、見られている方は気持ちの悪い奴だと思っている事でしょう。
 革鞄のただひとつの難点は、鞄自体が重いことです。年配の方から「革鞄を持ちたいけど重くて・・・」というお話しをよくうかがいます。若い人たちは「もう少し歳を重ねて貫禄が出てから」とよく言います。貫禄の出る頃には軽い鞄を持ちたくなるようで、結局一生重厚な革鞄を持つことの無い人も多い事でしょう。革鞄に味が出てくるには年数がかかりますから、やはりある程度早くから使い始めるのがよいのでしょうが。
 学生時代にロンドンの空港で、どう使ったらこんなにボロボロになるんだというほど使い込んだ革鞄に出会いました。持ち主は私と同世代の英国人の学生でした。変な東洋人の風変わりな質問に、彼は面倒臭そうに「祖父が買い父が使い自分で三代目だ」と教えてくれました。私のリモアのスーツケースを指差して「それ1個でこいつが3個買えるよ」とタグを見せてくれましたが、後にも先にもそのメーカーの鞄と出会ったことはありません。
 Lordの革製品は定期入・名刺入れからスーツケースまで、性別に関係無くお使いいただけます。革の色は全商品テラコッタ・ワイン・ブラック・レッド・ナチュラルの5色です。お名前も入りますし、各種オーダーも承っております。長い間使っていただくことが前提ですから、修理はもちろんLord全店でどんな細かい事からでも承ります。そして何より、完成度に対してお求めいただき易い価格だと自信を持っております。
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寄り道

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 神宮前小学校は表参道ヒルズの隣、道を挟んでラルフローレーンと私からすれば大変恵まれた場所にあります。私なら毎日寄り道して怒られるところでしょうが、神宮前小学校の児童達はとてもおりこうさんで、皆真っ直ぐお行儀よく下校しています。Lordの前の道は通学路ですので、毎日彼らの下校風景に接する事が出来ます。
 私が子供の頃はまだ街にヒルズもラルフローレンも無い時代ですので、寄り道の先は文房具屋さんか本屋さんでした。当時は文房具のデザインや種類も限られておりましたが、毎日結構楽しんでいました。万年筆を除くペン類は、新しい物を見つけると片っ端から試し書きしていました。私の文房具好きの原点はここにあるのかもしれません。
 本屋さんにも必ず立ち寄り、新刊のチェックと立ち読みをしていました。私の立ち読み歴も、相当年季が入っていることになります。本屋さん御免なさい。ただ当時の立ち読みは、買って貰うべき本の選定の為に行われており、気に入った本は必ず購入していました。私の本好きの原点もここにありそうです。文房具屋さん本屋さんは、今も寄り道先の筆頭です。
 こう考えると小学生時代の寄り道が、今の私のかなりの部分を形成しているようです。ただ進歩が無いだけなのかもしれませんが・・・。もし私が現在の神宮前小学校の生徒であったなら、毎日ヒルズやラルフローレンに寄り道し、無類のブランド好きになりそうです。もっともそれも、入り口の黒い服を着た背の高いお兄さん達に摘み出されなければの話ですが。
 文房具屋さんや本屋さんの、おじさんおばさんには感謝しています。
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不思議な街

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 表通りは人も多く時間がかかりますので、普段は神宮前の住宅街を歩きます。道一本入るだけでとても静かで、落ち着いて歩けます。Lordはその静かな住宅街の中にあります。Lordを出ると表参道ヒルズは目の前に見えており、歩いて1分です。表参道の喧騒と一本入った通りの静けさの不思議なコントラストが昔からとても好きです。
 学生時代から歩き慣れた住宅街のこの道は、本当に不思議な道です。看板らしい看板を出していないブティックやギャラリー・ヘアーサロン・カフェ・レストラン・オフィスから歯医者さんまで、歩く度に何かみつけています。一見ちょっと凝った造りの住宅に、お洒落な人達が出たり入ったり。覗いてみると若者に人気のブティックだったり、なかなか予約の取れないフレンチレストランだったりと、スパイ小説の隠れ家のようなお店がたくさんあります。
 Lordには毎日何人かの方が、道を尋ねに入って来られます。番地はすぐ近くなのにスタッフの誰も知らず、看板もなく隠れ家のようなお店を探しお教えするのはなかなか大変ですが、私達もまた新たな発見でもあります。Lordはギャラリーということもあり、不特定多数の方が訪ねて来られるので看板がありますが、そんなに派手ではありませんので、お近くまで来られて迷われた場合はお気軽にお電話下さいませ。
 この住宅街の道では不思議な出会いもたくさんあります。夏の間軽井沢店に御来店下さったお客様と、道でばったりお会いする事は日常茶飯事で、声をかけていただいて気付くという失礼を何度も繰り返しています。夏の朝夕、軽井沢店の前をお散歩しておられる奥様とワンちゃんが、同じように表参道店の前をお散歩しておられるのを拝見する度に、不思議な錯覚に捉われています。

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ペントレー

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 シンプルなペントレー探しは、私にとって永遠のテーマとなっています。どこへ行っても何を見ても、平べったいものであればペントレーとして使えるかなと考えています。平らで荷物にならないので買ってしまうのですが、なかなかこれで決まりというものに出会えません。といってもペントレーに過大な要求を突き付けたり、特別な拘りを持っている訳ではありません。既製のペントレーも一通り使ってみましたが、すべて机上から消えています。
 造りは限りなくシンプルで、存在感は無いくらいの方がいいです。薄くて場所をとらず、ペンや手に優しく長く使えれば十分です。今気に入って使っているのが、写真のペントレーです。1500年の歴史を持つ越前漆器のトレーで、天然木素材の匠の業による逸品です。材質はチェリー材・ゼブラウッド・黒壇の3種類あり、机や棚、部屋のインテリアに合わせて使い分け可能です。
 このトレーは一枚ずつ、4人の職人さんが分業をして手作りしているそうです。手にとってじっくり見るたびに、木成型職人・指物師・塗り物師・錫縁職人という4人の匠の技に唸ってしまいます。日本古来のデザインや技術、もの作りに対する姿勢はとても素晴らしいと実感出来ます。薄いにかかわらずズッシリとした質感、美しい木目、四方の優しい曲面、滑らかな感触、そして私が何より気に入っている錫縁の仕上げなど、細部まで完成度は高いです。
 Lordではこのペントレーはもちろん、越前漆器の各種トレー類をお求めいただけます。使い方はさまざまでいろいろな大きさのトレーは、机上で重宝します。天板と脚で構成され収納が容易なカフェテーブルもあります。錫縁職人さんは、もう日本に数人しかいないと聞きました。こういった特殊な手仕事が消えてしまうことが製品の画一化をまねき、私が既製のものに満足出来ずペントレー探しを始めたことの原因であろうと考えています。
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ネイルアート

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 クリスマスが近付き、表参道の混雑も尋常でなくなってきました。神宮前交差点辺りから青山通り方向を見ると、歩道は人の頭しか見えません。ちょうど明治神宮の初詣状態です。カフェやレストランはどこも人が溢れ、落ち着ける場所を探すのも一苦労です。
 Lord店内ではクリスマスフェア特別企画で、ネイルアーティストLINDAさんの特設ネイルアートに終日多くの方が御来店下さいました。LINDAさんはネイルアートだけではなく、カラーリスト、イラストレーターとしてもご活躍のとても多才で素敵な女性です。彼女の感性に不可能はなく、ハイセンスなアイデアは次から次に溢れ出ます。
 写真は私の親指です。ご覧のように見事なチェッカーです。光線の加減と写真の解像度のせいで正確な色が出ていなくてとても残念なのですが、上品で深みのあるブラウンと黒のチェッカーです。なんと背景にあるお気に入りのイタリア製の革のチェスボードとほぼ同じ色で、大変感動しました。
 ネイルアートの世界は私が想像していた以上に奥深く、興味深いものでした。スウエーデンの国旗をアートしたスウエーデン製品輸入会社を営む男性、漢字で虹鱒とアートした釣り好きの少年など、老若男女を問わず楽しんでしいました。次回は12月21日木曜日です。興味のある方はぜひ『LINDA WORLD』にお立ち寄り下さい。
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ガラス窓

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 Lordのコンサバトリーには、大小さまざまな形のガラスが50枚も使われています。木の印象が強いせいか、「えっ?!そんなに」と驚かれる方も多いかと思います。もともと温室である事を考えるとガラス中心の構造にも頷けますが、改めて50枚という数字にふれると驚いてしまいます。
 普段はコンサバトリーの快適さを享受しガラスの枚数など意識する事はありませんが、毎日開店前の清掃時には50枚という数字を実感しています。磨けば磨くほど透き通るガラス拭きは結構好きで、やりだすときりがありません。自分の顔を洗う時よりは明らかに熱心に磨いてます。
 一日にやるべきことは窓磨きだけではなくお客様もいらっしゃいますので、どこかで折り合いを付けて切り上げます。そのせいか空気の汚れた都会の窓ガラスは、絶えず曇りがあるようなどこか冴えない印象があります。また一雨来ると、吃驚するくらい汚れが目立ちます。
 夜になって、コンサバトリーを外から眺めるとキラキラととても綺麗です。これはもちろんコンサバトリー自体が輝いている訳ではなく、室中の灯りのおかげです。最近は電飾を使って建物の周囲を飾る事が主流のようですが、かつて欧州の古都で接した、窓を効果的に使ったエレガントなクリスマスの飾りが今でも好きです。
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再会

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 毎日黄色い銀杏の落ち葉を踏みながら、Lordに辿り着きます。期末試験が終わった学生の皆さんは、解放感を満喫するかのような弾ける笑顔で街に繰り出しています。受験生はこれからが最後の追い込みとあり、予備校や学習塾の窓は夜遅くまで灯りが点いています。
 師走の残業で遅くなった人、忘年会帰りの酔った人、解放感一杯で夜遊びした学生、塾帰りの受験生と、年末の都内の電車は深夜までラッシュが続きます。一年中混雑しているとはいえ、この時期の電車内の様子が最も多彩であるといえるのではないでしょうか。
 開店の準備をしていたら期末試験が終わった中学生のお客様が、Lordを探して訪ねて来て下さいました。夏は軽井沢店に時々御来店いただいた、チェスと音楽が好きなちょっと知的な男の子です。お互い軽井沢で会う時とは場所も服装も違うのですが、ホームタウンでの再会ということもあり妙に懐かしく嬉しく感じたのは私だけでしょうか。
 しばらくお話をしていたら突然、「ここはモーツアルトじゃないんですね」というご指摘をいただきました。表参道のギャラリーは軽井沢店とはまったく異なった空間創りをしていますので、音楽と香りも違います。夏の間軽井沢店が気に入って時々遊びに来てくれた彼が、表参道の空間も気に入ってくれたでしょうか。同じように寛いでいただけたら嬉しいです。
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ノーベルバンケット

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 Lordではジャンルに拘らず、様々な本を紹介し販売しています。その中でLordらしい一冊をと言われれば、この本もその有力候補かと思います。写真の『ノーベルバンケット クラシック・メニューからモダン・レシピへ』です。待望の日本語版です。ノーベル賞祝賀晩餐会の歴史と、これまでに出された料理のメニューが忠実に再現されています。287×250判240頁オールカラーの豪華な装丁で、たいへん貴重な一冊です。
 1901年の最初に出されたメニューから今日までのものが編集され、現代的にアレンジされたレシピは6人のものです。美味しい飲み物に関する記述もあり、テーブルセッティングの美しさにも感動します。料理には自信のない方でも、作り方に沿ってひとつずつ実践すれば上手く行くようになっているようなので、興味のある方は挑戦してみてください。ノーベル・ディナーでお持て成しというのも素敵ですね。
 アルフレッド・ノーベルや彼の人生、ノーベル・バンケットの細かい開催準備、ノーベル賞受賞式の12月10日のことなど、この本に出てくる歴史的逸話はどれもとても興味あることばかりです。1994年大江健三郎氏はさぞ緊張してこのメニューを召し上がったんだろうなと、余計な心配をしながらページを捲ってしまいました。ふんだんに使われている大判の写真の一枚一枚が、緊張と感動を忠実に伝えてくれます。
 ノーベル賞に関して知っているつもりで、知ってたのは受賞者の名前くらいだったんだということを痛感させてくれた本です。もう少し早くこの本と出合っていたら、真剣にノーベル賞を獲りにいってたかもしれません。自らの能力も省みず・・・。閑話休題。本当にリラックスした時、この本を開いてみてください。とても夢が拡がります。子ども達にもみせてあげたい本ですし、字も大きく写真が綺麗でプレゼントにも最適な本といえるでしょう。
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フェアがスタートしました

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 本日より12月28日まで、表参道本店ギャラリーにてLord2006・クリスマスギフトフェアを開催致しております。お問合せいただきました方へはそれぞれメール等で順次お返事致しておりますが、お取扱商品は軽井沢店の定番商品で、これまでお問合せいただきました商品はすべてお買い求めいただけます。
 お取り寄せ等に関しましても、すべて軽井沢店と同様に対応させていただいております。Ekelund商品のお取り寄せだけは、お品物によってお渡しが来年1月以降になります。店頭でスタッフにお確かめ下さい。またEkelundのクリスマス商品は店内在庫のみの販売となりますの御了承下さい。
 お待ちいただいておりました「イチハラヒロココトバアートカレンダー2007」「リバーシゲーム(木のオセロ)」「Ekelund・ムーミンシリーズ」「リボンスクエアバッグ(鍵盤)」「木のボールペン」は本日から発送を再開致しました。今週中にお手元に届くかと思います。今しばらくお待ち下さいませ。
 店内はまだ未完成の部分もありますが、Lord軽井沢店とは少し違った空間をお楽しみいただけるかと存じます。ゆっくりお座りいただいて「お茶!」と言っていただければ、珈琲・紅茶も出ます。壁にはEkelundがたくさん広げてあります。座ったままお選び下さい。御来店をお待ち申し上げております。
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街を歩く

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 今日の午後はちょっとゆったりした時間をいただけて、渋谷のデパチカをうろうろした後、明治通りをブラブラと表参道まで歩きました。途中新しいビルの気になっていたカフェで,のんびりと珈琲を楽しみました。ビルの3階のルーフバルコニーでしたが、午後の日差しが心地よく気持ちのよい時間を過ごしました。
 少し風もありましたが、バルコニーの所々に置かれたガスを使った暖房器具のおかげで寒さは感じませんでした。この暖房器具はパラソルのような形で、上から暖かい空気で包んでくれます。足元にはブランケットが用意され、寒がりの私も快適に過ごせました。戸外で使用する暖房器具もいろいろあるものだと感心致しました。
 普段目的を持って通過点として歩いている通りを、目的も無くぜんぜん視点の違う人の解説付で歩いてみると、新たな発見をします。気付いていなかったお店や看板を見つけたり、通りそのものの違った意味を教えてくれたりします。通常いかに、自分が見たいものだけを見て歩いているのかを痛感いたしました。
 マイペースで一人で歩くのが好きで、街をブラブラ歩く事により多くの事を吸収し発見していると思っていましたが、世界は思ったほど拡がっていないようです。平素歩き慣れた街も、これからは皆を連れ出して案内してもらう必要があるようです。時代の変化に敏感な街は本当に生き物のようであり、興味は尽きません。
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花の贈り物

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 これまであまり意識する事も無かったのですが、イベントのお祝いのフラワーアレンジメント・プレゼントの花束・告別式の生花etc.と、考えてみると毎日朝から晩まで実に多くの切花に接しています。花を育てた人とアレンジした人がいて、贈る人と贈られる人がいるという当然の事を意識する機会の多い今日この頃です。
 花を贈るという事に関して調べてみようと、資料を集めています。史実や物語等に残る花を贈るシーンは膨大で、贈られた花の種類・贈り方・贈る目的・贈った人・贈られた人・贈った結果等ごとに分類したデーターベースは膨らむ一方です。花を贈るということが世界中で特別な意味を持ちながら、普遍的であったことに驚いています。
 それぞれの方が物語や映画の場面であるいは個人的体験の中で、忘れられない花のプレゼントシーンを持っておられるのではないかと思います。その一シーンが人生の大切な瞬間となった方もいらっしゃるかもしれません。想い出の場面の多くが花とあることに気付いた今、一つ一つの花の贈り物がとても気になります。
 Lordに生花はありませんが、毎日多くのプレゼントのお手伝いをさせていただいております。花を贈る事を調べていて、大変長い歴史と重要な意味を持つ『物を贈る』ということの大切さを改めて確認しています。一年で一番贈り物の多いこの時期、夢のあるプレゼントのお手伝いがさせていただける事をとても幸せに思います。

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感性の空間

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 ギャラリー内の雰囲気はイベントごとに、がらりと変わります。Lordでは空間を、お客様のイメージで自由に使っていただきますので、これは至極当然なことです。Lordが必然とする立地・容積・形状は不変であり、とてもシンプルなものです。近隣にも数多ある空間の中から、このシンプルな固有の空間を選ばれる方々にもそれぞれの必然があるようで、お話を伺っていると驚きと発見の連続です。
 『遊び学ぶ居心地の良い空間創り』がLordの基本コンセプトですが、これは実に曖昧な概念の集合であると言えます。遊びも学びも居心地の良い空間も、その射程は無限に拡がります。『神宮前の住宅地に現存する歴史ある建物に位置し、コンサバトリーを有するこじんまりとした空間』というのがLordの最低限のシンプルな前提です。この不変要素を目の当りにし、この空間にインスピレーションを感じた人だけが、更なる創造に入ります。
 この段階では、Lordのコンセプトや前提といったものは意味をなさず消滅し、場所を示すLordという名称だけが記号として残ります。主役となるのはあくまで人や作品で、それらが創る空間の多様性と意外性には常に感動を覚えます。毎回、才能溢れる感性が創った、まったく新しい空間がそこにあります。Lordのコンセプトは消滅しても、完成した空間は催しにかかわらずとても居心地がよく、会話も弾み新たな出会いの場としての役割も果たしているようです。
 ひとつの催しが終わるとLordはまた、神宮前の住宅地の歴史ある建物にある、コンサバトリーを有するこじんまりとした空間に戻ります。空間創造の物理的現象面を重視される方は、Lordの空間にあまり興味がないかもしれません。搬出が終わり次の搬入を待つ空間で仕事をするのが結構好きです。搬出と搬入の間にも多くの人が訪れて下さり、新たな出会いがあり、会話も弾みます。そしてとても居心地が良いのです。
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