Lordの日記

遊び学ぶ居心地の良い空間創りがLordのテーマです

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ブランコ

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 体育会系の男子にとってブランコは、高く激しく振れる最も危険な遊具の一つでした。同じ高くてもジャングルジムや雲悌・滑り台は器具自体が動く事は無く、何かあってもただ落ちるだけです。乗る者の体重を利用して振り子運動を繰り返すブランコは、乗る者の意思でその危険度は格段に変ってきます。「ブランコに乗ろう!」という男子の言葉には、危険な遊びの匂いがプンプンしました。
 板に座る事はまずありません。どこまで高く振れるかは初歩的な遊びで、前後水平水平180度は当たり前です。さすがに200度を超えると鎖が撓み、最高点近くでは一瞬恐怖が過ります。振れを競ったら、次はジャンプです。激しく振ったブランコから前へ跳び、誰が一番遠くまで跳んだかを競います。より遠く跳ぶ為には振りの強さと飛び出しのタイミング、そして空中での身体の使い方がポイントです。
 さらに危険な遊びは続きますが、これらの遊びに付きものなのが落下です。遠心力の働く移動物体からの落下なので、強く地面に叩き付けられます。不完全な落ち方をすると、ブランコに引き摺られたりします。身体は落ちてもブランコは運動を続けているので、すぐに避けないとすごい勢いでブランコが激突してきます。ブランコ事故(?)の当事者の怪我は悲惨で、重傷かつ複数の箇所に及びます。「いったい何してたの!?」と大人は訊きますが、「ブランコ」と答えることしか出来ません。
 現在だと公園管理者や遊具製造者が聞けば禁止しそうなこれらの遊びですが、当時は皆やってました。多くの方は高原でブランコを見て、爽やかでメルヘンチックなイメージを抱かれるのではないでしょうか。割れた額と激しい流血、足首から臀部まで広範囲に続く擦り傷、折れた手・足、腫れた顔面、破れたシャツとパンツ・・・。ロマンチックの欠片も無い体育会系男子の、ブランコのイメージです。
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