Lordの日記

遊び学ぶ居心地の良い空間創りがLordのテーマです

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駆け足

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 今日は朝から新幹線がストップしているそうで、困っておられる方も多いかと思います。東北・上越・長野・山形・秋田の5新幹線ということなので、影響を受けておられる方の数は相当なものでしょう。東京から休日の午前中の新幹線に乗ると、軽井沢での結婚式に出席するために移動しておられる人たちの姿をよく見かけます。夕方以降の軽井沢駅の上り新幹線ホームは、その帰りの人たちで混雑します。
 お日柄の好い休日にはLord軽井沢店にも、結婚式のために軽井沢へ来たというお客様が何組かご来店下さいます。軽井沢での結婚式は相変わらず人気のようで、Lordの周りにもブライダルサロンがちょっと即座には数え切れないくらいあります。時間的に余裕のある場合は泊まりがてら軽井沢でのんびり過ごされるのでしょうが、万難を排してとんぼ返りで御出席というお話もよく伺います。
 私もかつて、仕事を抜け出して学生時代の友人の結婚式に出席したことがあります。羽田空港で到着地の天候不良を理由に出発が遅れ、一時間以上足止めを食いました。天候が回復しない場合は羽田に戻るという条件付きで離陸したため、着陸するまでは気が気ではありませんでした。開会時刻丁度に式場に着き、入場準備のため緊張して扉の外に控える新郎新婦の間を通り、暗くなった場内の席に座りました。隣の席の先輩に「お前は相変わらず滑り込みセーフだな」と言われ、セーフを実感したものでした。
 式の時間が延びた為、式後皆様への御挨拶も早々に空港へ向かい、駆け込んだ飛行機の中で着替えて羽田から会社へ戻りました。その地方都市には、着陸から離陸までの4時間にも満たない滞在でした。後にも先にも訪れていないので、その都市の残像は空港から式場まで往復のタクシーからの眺めだけです。もう一度余裕をもって訪れ、あの落ち着いた風情の街を歩いてみたいと思っていますが、まだ叶っていません。
 軽井沢に同じような思いを抱いている方も、結構多いのではないかと思います。
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震え

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 一昨日の表参道はとても暑く半袖でウロウロしていたのですが、本日の軽井沢ではセーターを着て通勤です。環境の変化に至って鈍感な私の身体といえども、この気温の変化には気付き震えているようです。何がしかの脂肪の蓄えは有るので少々の寒さには耐えられそうなものですが、精神面の弱さゆえか、一旦寒いと思うとそこから先は寒さとの戦いが始まります。
 昔は「暑い」とか「寒い」と言うと、「弛んでる」とか「気合が入ってない」等と言う人物が必ず周囲に一人はいたような気がします。みんな「気合入れても暑いものは暑いし寒いときは寒い」と思いながらも、精神論とは議論も成り立たず「屁理屈を言うな!」で終わってしまいます。「根性の無い奴」「ウジウジ言う奴」と陰口を叩かれる前に、感情や感覚に関する発語を放棄した友もいました。
 体育会にいながら根性や気合といった抽象的概念とは縁遠い発想をしていた私は、常に粛清のシンボルとして制裁を蒙っていたような気がします。早い話が殴られるか、腕立て伏せ100回やグランド10周等の罰を科せられる訳です。「寒い!」と言ってグランド10周は堪ったものではありませんが、確かに暖かくなり、それはそれでトレーニングと割り切り楽しんでいました。
 その後、「寒いから『寒い』と言うのではなく、『寒い』と言うから寒いんだ」といった事を学ぶ訳ですが、一人勘違いした私は暴走します。身体がブルブル震えるのを見て「寒いんじゃない?」と聞く友人に、「いや、何故か身体が勝手に震える」と返答し「それ寒いんだよ、やせ我慢するなよ」「・・・」。当時の事を思い出すと今でも顔から火が出るほど恥ずかしく、その後襲ってくる寒さは軽井沢超級です。
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平日の午後

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 軽井沢店は明日9月25日(木)お休みさせていただきます。

 陽射しと風が心地好い午後のテラスは、のんびりとお茶を楽しむ人達で溢れています。ただ休日のような喧騒や慌しさはなく、とても長閑な平日の午後です。「△△△のテラスにいるから、後で届けて下さい」といったご依頼が多いのも、こんな日です。多くの場合特別な事情の無い限り、双方「×時に」とか「×時までに」といった時間の事を口にしないのも、リゾートらしくて好きです。
 品物は、程好い時間にスマートに届けられて当たり前です。私自身が依頼者となる場合もありますが、いかに自然に届くかということが大切です。早過ぎず遅過ぎずといったタイミングや届け方はもちろんですが、包装や外袋等も店内でのお渡しとその度毎に変わってきます。リゾートの空間と時間の中では、空間を切り裂いたり時間を止める事無く、自然に届けられることの大切さを痛感しています。
 軽井沢店のお隣は『Septieme Ciel』という、アンティークとボタンのとてもお洒落なお店です。オーナーのMさんはとてもお忙しい方で、毎日隣で仕事をしていながら、お話しできるのは多くて週に1度、それもご挨拶+αといった感じです。お店の詳しい紹介は私がするより、素敵なHPをご覧頂いた方が良さそうです。海外でバリバリのファッションモデルとして活躍されたというだけあって、その卓越したセンスには驚きの連続です。
 地球へ来た宇宙人がMさんと私を見た場合、きっと異なる生物として分類すると思います。それはさておき、世界の一流を知るMさんの空間作りには、学ばせていただくことが沢山あります。シンプルで優雅な空間は、リゾートの様々な要件を満たしているように思います。人任せにせずご自身で時間をかけて作り上げていく空間は、まるで生き物のように日々変化しています。きっとこの変化は、止まる事無く永遠に続くのだろうと思います。
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夢と冒険・・・!?

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 陽が沈み辺りが薄暗くなる秋の夕暮れ、軽井沢店前の人通りが暫し途切れるがことがあります。それまでの集中が切れ、急に空腹と軽い疲れを感じ、甘い物や暖かいコーヒーが恋しくなります。ドアを開け顔だけ出して左右を確認し、人影が無い事を確認すると、一気にクレープ屋さんまでダッシュです。ものぐさな私が、機敏に行動する珍しい瞬間です。
 成人男性が一日に必要とするカロリーがてんこ盛りのクレープと濃いコーヒーを両手に持ち、帰りはさすがに走れません。転ばないようにエントランスの段をクリアし、クレープを持つ手でドアを押し店内に入ると、「いらっしゃいませ~。ロードにようこそ~。ロードは夢と冒険の空間で~す」。なんと店内にはお馴染みのお客様が2組(8人!)も。「(いつの間に・・・だいたい私はそんこと言ってないし・・・)申し訳ございません。今すぐ・・・」。
 「お客様、店内での飲食はご遠慮いただいておりますので、表のベンチでゆっくり食べてから中へお入り下さ~い」「いや、あの、裏においてすぐに・・・」「いいよ、外でゆっくり食べておいで。店番してるから」「いや、それは・・・」「どうせ皆しばらく観てるから大丈夫!」。という訳で私は大爆笑の店内から追い出され、外のベンチで暮れ行く街を眺めながら一人急いでクレープを食べました。
 クレープを焼いてもらっている間はLordの方をチラチラ見ていたのに、いつの間に皆さん入られたのか不思議に思いながら店内に戻ると、また「いらっしゃいませ~。ロードにようこそ~。ロードは夢と冒険の・・・」。「ありがとうございました。ただ私いつもそんなこと言ってないです」「えっ、言ってなかったけ?」「Lordに夢はありますけど、冒険はありません!それディズニーランドかどこかのコピーでしょ?」「そうかなぁ。じゃあいつも何て言ってたっけ?」「『いらっしゃいませ』だけです」「え~、なんか言ってるよ!」「言ってません!」「絶対言ってる!」「言ってません!」
 店内のお客様の半分以上(5人)が、いつも「いらっしゃいませ」以外に何か言ってると主張されます。シャイな私は、実際「いらっしゃいませ」しか言ってません。「こんにちは」くらいは付けることもありますが、「ようこそ」や「夢と冒険の・・・」なんて言いません。「またいつでも店番するよ」「ありがとうございます。次は『夢と冒険』は無しでお願いします」。皆さんが帰られた後、しばらく考えました。確かに私は「いらっしゃいませ」しか言ってません。言ってないはずです・・・。
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人気のトートバッグ

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 春夏バージョンが大好評で完売してしまったトートバッグの、秋冬バージョンが入荷しました。明るくカラフルで遊び心に溢れた春夏バージョンに対し、秋冬バージョンはちょっぴり知的で大人の雰囲気です。春夏のイメージがピンクなら、秋冬はネイヴィーブルーと黒です。基本的なデザインと機能などは変っておらず、色違いと考えていただいてよいかと思います。今回も限定品ですので、お早めにお買い求め下さい。
 内部はライトブルーから濃紺に変り、同じく防水です。内部も防水だと用途が拡大します。ペットボトルは、ケースやタオルで包まずに放り込めます。スポーツクラブ・プールへ通う時や温泉などに遊びに行く時も、安心して濡れた物をバッグに入れて歩けます。スーパー等でお買い物する時も、気兼ね無くマイバッグとして使えます。雨の日も普通に使えるというのは、この手のバッグとしては心強いです。
 昨夜の帰宅時は、とても激しい雨でした。傘を差すのが下手くそな私は、例によって全身ずぶ濡れでした。今朝目覚めると快晴で、太陽の光がさんさんと照り付けています。一瞬、昨夜濡れた衣類や靴をそのまま身に着けて外に出て、一気に乾かしたいという衝動に駆られました。もちろん思い止まりましたが、湿度の高い軽井沢では時々こういった事を考えてしまいます。
 閑話休題。トートバッグの話でした。春夏バージョンのトートを使われた方々からは、「軽くて使いやすい」「濡れても安心」「とてもお洒落」「思ったより沢山入る」「見た目以上に頑丈」「内側のポケットが機能的」等々、嬉しい感想をいただいております。落ち着いた雰囲気の秋冬バージョンも、きっとお気に入りいただけるかと思います。本日から店頭でご覧いただけますので、春夏バージョンをご覧いただけなかった方も、一度手にとって鏡の前でお試し下さい。
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テント

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 軽井沢店にも表参道店にも、店舗のエントランス部分にはテントがあります。表参道店は間口が広く、ウッドデッキの上にコンサバトリーがあり、その上をスッポリ覆うような形で大き目のテントです。コンサバトリーの天井はガラスなので、陽射しやお天気・時間帯・イベントの内容などにより、テントの開閉状態は刻々と変ります。開閉は電動で、リモコンを使って微妙な調整をしながら、スタッフが結構こまめに動かしています。
 コンサバトリーは外部の自然な光や空とのつながりが大切なので、テントの役割は補助的なものといえます。緑の大きなテントの存在に、普段気付いていない方もいらっしゃるかもしれません。一方軽井沢店のテントは、ベージュに緑でLordのロゴマークが入っており、営業中は常にエントランス部分を覆っています。テントの下には看板とベンチ・大きな地球儀などが置かれ、店内とお客様を陽射しや雨などから保護しています。
 お天気の好い日の午後など、テントの下のベンチに座っていると最高の気分です。爽やかな風が通り抜け、絶好のお昼寝スポットです。といっても私がこのベンチに座ってのんびり出来るのは、せいぜい春のオープン前か秋の閉店後の1回か2回です。お買い物のついでに「ちょっと一休み」というお客様には、天気が好ければ店内のソファより外のベンチの方が人気があります。これもテントのおかげです。
 表参道店のテントの上では、時々猫がお昼寝をしています。ハンモックのように適度の揺れがあり、とても気持ち良さそうです。軽井沢店のテントの上に猫はいませんが、猿が歩いているのを見た事があります。小さな猿がトランポリンの上を歩くように、跳ねながら行ったり来たりしていました。軽井沢店のテントは小さいので、手動で開閉します。長い鉄の棒を使うのですが、左手を支点に右手を水平にクルクル回す動作は、傍から見ているとちょっとユーモラスです。
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非売品

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 この秋登場したLordオリジナルのブックカバーが完売してしまいました。私も大変気に入っており、この日記でも詳しく紹介するつもりでしたが、その前に無くなってしまいました。グレーの麻製で裏地はチェック柄、表には白地に緑の糸でLordの天秤をあしらったオリジナルワッペンが付いています。もちろんお客様優先で、私たちスタッフの手元にも残っていません。
 上品で丁寧な仕上がりで長く使え、使い込めば味が出そうだと、使い込んだ状態を想像したりしていました。お客様に使い込んでいただき、何年か後に見せていただければ嬉しいです。素材やワッペンの関係から、同じ物は作れないそうです。これまでに登場した数々のオリジナル商品で、現在私の手元に残っているものは皆無です。使い込んだものがあれば、ぜひ見せて下さい。
 今日お客様が、とても懐かしい冊子を持って来て下さいました。「これ覚えてます?」と鞄から出された緑の小さな手作りの本は、今から9年ほど前に東京のLordでお客様に配られたものです。尊敬するデザイナーさんが、Lordの紹介を手書きの絵と文で豆本にして下さったものです。当時まだ軽井沢店はオープンしていませんでした。私が自分用に持っていた一冊も、希望するお客様に差し上げてしまいましたので、9年ぶりの再会でした。
 あまりの懐かしさと嬉しさで、お客様の事を忘れ何度も読み返しました。「これ見ると、Lordは全然変ってないですね」というお客様の言葉に、「本当ですね!」と返事をすると「そんなお客みたいなことを・・・」と笑われてしまいました。「これ下さい!」とお願いすると、「駄目です!」「お金払いますから・・・」「非売品です!」と断られてしまいました。くれなくてもいいですから、時々持って来て見せて頂ければ嬉しいです。
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備え

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 台風がやって来ているようですが、軽井沢は秋の長閑な一日です。空が高くあまりに気持ちが好いので、歩きながら眠ってしまいそうになります。立ったまま眠ってしまったことはありますが、歩きながら眠りに落ちたという経験はさすがにありません。心地良い高原では有り得るかもしれないなどと考えながら歩いていると、軒下に椅子を出しお昼寝(厳密には朝寝)をしているお年寄りの前を通り過ぎました。
 昨年は9月上旬の大きな台風により、軽井沢全域で停電・断水・倒木等の被害が発生しました。ビル管理面の不備からLordの店内が水浸しとなり、怒りと悲しみの気持を抑え後始末をしていたのがずっと昔の事のようですが、あれからまだ一年です。台風が去り停電が復旧し、ほっとして入浴中に起こったハプニングはこの日記でも紹介しました。いまだに皆様からは「その後断水は?」と、店内では笑いのネタになっています。
 柔らかい陽射しと時々吹き抜ける優しい風も泡沫で、やがて厳しい寒さがやって来ます。軒下に椅子を出し心地好く眠れる日も、そう多くはありません。この時期の高原は、ゴルフやテニス・サイクリングとスポーツを目的に訪れる方が多く、お客様との話題も健康に関するものが多くなります。軽井沢では一日24時間のほとんどを室内で過ごす私が、自分の生活の不健康さを一年で一番実感する時期でもあります。ユニホームのボタンが飛ぶのも、毎年この時期です。
 ただ今は、やがてやって来る寒さやユニホームのボタンより、まず今週末にも来そうな台風を心配せねばなりません。といっても何も特別なことをする訳ではなく、500mlでは足りなかった水を1.5ℓ用意する位でしょうか。同じ過ちさえ繰り返さなければ、好きなだけお茶を楽しめる筈です。スタッフの一人が「一年中今の軽井沢のような気候の場所で暮らしたい」と言ってますが、地球上にそんな場所が存在するのでしょうか?ご存知の方、お知らせ下さい。
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物語の主人公たち

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 軽井沢店の店内には。皆様お馴染みの物語の主人公たちが何人もいます。シャーロック・ホームズ、アリス、ムーミン、ピーター・ラビット、白雪姫、ピッピ、赤頭巾ちゃん、ガリバー、ニルス、ピノキオetc.と思い付くまま挙げていくときりがありません。どの主人公も世界中の人達が、子供の頃から知っているヒーロー・ヒロインです。もちろんLordは、玩具屋さんでも絵本屋さんでもありません。「では何屋だ?」といわれても、答えられないのですが・・・。
 物語の主人公たちは、チェス・タロット・トランプや織物・パズル・額などの中に入り、店内のあちらこちらでLordに溶け込んでいますので、「えっ、そんなのいたっけ?」と感じる方も多いかもしれません。突然発見して、声を出して再会の喜びを表現しておられる方もよく見かけますので、皆さんがまだ気付いていない物語の主人公も結構いるかもしれません。くどいようですが、Lordはキャラクターショップではありません。
 意外な場所で懐かしい主人公と出会ったお客様は、お一人であれば私に質問をされます。「△△△てどこの国のキャラクターだっけ?」「原作者は誰?どこの国の人?まだ生きてる?」といった具合で、質問のほとんどは主人公や原作者の出身に関してです。おかげで私も物語の原作者や、その出身地に関して詳しくなりました。その知識のほとんどは、お客様から教えていただいたものです。
 お客様からお話を伺うと必ず原作が読みたくなりますので、Lordに棲む主人公たちが活躍する物語はほとんど手元にあります。赤頭巾ちゃんを何回も読み返すオヤジなど私くらいでしょうから、あまり大きな声では言えませんし、あからさまに持っては歩けません。それらの本は書店で購入時に、必ず「プレゼント用ですか?」と尋ねられますが、「私が読みます。大好きなんで」と応えています。
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寒い

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 昨夜の帰り道、久しぶりに月と星が出ていました。最後に見たのが何時だったのか、思い出せない位久しぶりでした。気温は12℃で、半袖のシャツ一枚で歩いていたこともありかなり寒かったです。本日は一日中とても好いお天気で、これまた久しぶりに西日を眩しく感じました。外に出ると秋の匂いがします。どうして秋になるとこの匂いがするのかを考えていると、陽が傾いてきました。
 お天気が好くなると、陽が短くなったことに気付きます。お昼寝から目覚めて辺りが暗くなっていても、「やばい!寝過ぎた!」と慌てることはありません。まだきっと夕食前です(皆が食べ終わっていたらそれは寝過ぎです)。Lordにはお昼寝の時間がありませんので、目覚めれば真っ暗というパターンはありえませんが、何かをしていてふと外を見ると真っ暗で驚くということは時々あります。
 特にこれからの季節は、お昼ご飯を食べて午後のお茶などを楽しんでいると、あっという間に夜になります。ネオンが瞬かない避暑地に都市のような夜の部は無く、街全体がひっそりと静まり返り眠りに就きます。昼寝をし過ぎた方には、長い夜の始まりです。映画館も劇場もスタジアムもありませんし、終夜営業のコンビニも本屋もファーストフードやファミレスもありません。
 昼間はひっそり佇むLordも辺りが暗くなると、店内の灯りで少しは目立ちます。昼間はその存在に気付かなかった人達が、ふらっと入って来ます。開店して8年経った今も、「このお店は前からありました?」と訊かれるのは毎度のことで慣れっこです。さっき、若いカップルに「このお店、昼間もありました?」と声をかけられたので、ニヤリと笑い「そう、ここ昼間は墓地なんです」と季節外れのギャグでお答えしました。「軽井沢は外もギャグも寒い!」と言われてしまいました。
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豆本展

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 表参道のギャラリーLordでは昨日から今週の木曜日(11日)まで、『カプセルブックス 効く豆本展』を開催しています。本店から届いた案内状には「12名の作家が、心と体によく効く豆本を処方いたします。手の平サイズの小さな『よみ』ぐすり。用法・用量を守って、正しくお使い下さい」と書かれています。私は観に行きたくてうずうずしているのですが、軽井沢店は本日も営業中です。
 本が好きでミニチュアが好きでユーモアとパロディが大好きですから、これは私の為にあるような企画で、もう行くしかありません。「私の心と体には、どんな豆本が処方されるのかな?」「『よみ』ぐすりは効くのかな?」「用法と用量?」「どんな本があるのかな?」と、一日中気になって落ち着きません。豆本展の案内状は時々届きますが、オーソドックスな展示会が多くここしばらくは行ってません。
 ミニチュアやジオラマはジャンルを問わず子供の頃から好きで、特定のものを集めたりはしませんが、気に入ったものがあれば思わず買ってしまいます。よくなぜ好きか尋ねられますが、特に理由は思い付かずただ小さいから好きなようです。場合によっては本物(実物)には全然興味が無く、ミニチュアだけが好きという物もあります。
 軽井沢店の店内にも、所々にさり気なく様々なミニチュアが置かれています。お暇な方は探してみて下さい。ずっとそこに置かれた物もあれば、置かれたり消えたりを繰り返している物、毎日のように場所を変えて置かれている物など、意外とお気付きでない方も多いようです。時々「落ちてたよ」と持って来て下さる親切な方もいらっしゃいますが、そのままそこに放置しておいて頂ければ幸いです。
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ひとりひっそり・・・

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 大気の状態は相変わらず不安定なようで、スカッとした秋晴れにはなかなかお目にかかれません。お客様から時々、「夏の疲れは取れましたか?」と声をかけていただきます。それだけ軽井沢の8月はとても忙しいというイメージがあるのかと思います。確かに8月は営業時間は長くなりますが、応援のスタッフがいるので私はかえって楽をしているかもしれません。高原は暑さによる消耗が少ない分、都市よりすんなりと秋に入っていける気がします。
 軽井沢にあって「夏の疲れ」があまり無いということは、営業上は由々しき問題とも言えそうです。「Lord軽井沢店は夏も忙しくない」と言われるとちょっと悲しいので、他のお店のスタッフの前では見栄で軽く疲れた素振りをしてみたりもします。ただ実際に夏の戦場を潜り抜けてきた人達の疲れは半端ではなく、体重が減り頬がゲッソリこけ、眼の下には隈ができ顔色も優れず喋るのさえ辛そうだったりします。羨ましい気もしますが、大丈夫だろうかと本当に心配になる人もいます。
 周囲の皆さんがそういう状態の中で、「昨夜(厳密には今朝)のサッカー観た?」などと盛り上がれる筈も無く、一人ひっそりと盛り上がっています。昼間会っても「眠い…」とフラフラしている皆さんに、朝までテレビを観ていたなどと言おうものなら、聞いただけで倒れてしまいそうな人もいます。そんな周囲の状況もあって、お客様からは冒頭のようなお気遣いをいただく訳ですが、私は徹夜でサッカーを観るくらい元気ですので、安心して扱き使って下さい。
 この時期は、秋の新作や夏に在庫が切れて姿を消していた人気者達が揃い、店内の雰囲気も一層Lordらくなります。夏にとてもご好評をいただいた『Ekelundフェア』は、多くのお客様からのご要望にお応えして、秋バージョンの開催が決定しました。木や革を始めとする素材の香りや色が、とても心地好く感じられる季節です。いつも同じで季節感に欠けるLordの店内ですが、高原を包む秋の気配は、いつの間にかここにも入って来ているようです。
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命名

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 「ゲリラて何語か知ってる?」「スペイン語です」「ナポレオン時代のスペイン軍が語源よね?」「はい…」「じゃあどうして自然現象にゲリラなの?」「変則的な戦法とあたかも奇襲のような突然の雨が…」「言葉の使い方おかしくない?」「はい…」「自然現象には不適切でしょ?」「申し訳ございません…」。お買い物中に突然の集中豪雨で、店内に足止めを食ったお馴染のお客様との会話は、まるで口述試験の試験官と学生でした。
 お客様の怒り?の対象は、高原では日課のような突然の豪雨ではなく、最近テレビや新聞等のメディアでよく目にする『ゲリラ豪雨』という言葉だったようです。怒られキャラがすっかり定着した私にとって、口述試験状態は日常茶飯事ですので、偶然店内でそういう場面に遭遇されても何も驚かれることなくスルーしていただければ幸いです。
 お客様の説を要約すると「ゲリラ豪雨という表現は知性と謙虚さを欠き、責任転嫁の匂いがする」というものでした。荒っぽい議論ではありますが、肯ける部分もあります。発信者には豪雨そのものへの注意喚起を図りたいという思惑もあるでしょうから、反論もあるでしょう。「名前を付ける時には、知性・教養・品格が問われるのよ」というお客様の言葉に、「申し訳ございません」と何故か謝る私でした。
 実はLordの商品にも、品番以外に名前の無いものがたくさんあります。で私は、お客様に覚えていただきやすいように(或いは自分が覚えやすいように)と名前を付けます。これまで幾つの商品に命名してきたでしょうか。本日のお話を伺って、ちょっと反省しています。『知性・教養・品格』です…。明朝、軽井沢店が開店した時、店内の多くの商品の名前が変っているかもしれません。
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