Lordの日記

遊び学ぶ居心地の良い空間創りがLordのテーマです

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暫しの別れ

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 10月も後半になると、「ではまた来年」「次は東京で」とお別れの挨拶が続きます。別荘を閉めて帰られる方々が最後に立ち寄って下さるのは、嬉しくてちょっぴり寂しい複雑な時間です。軽井沢店の最後の1ヶ月は、毎日がお別れの繰り返しです。年に何回か軽井沢を訪れるという方々も、この時期に紅葉を観て今年最後という場合が多いようで、「また来年」と声をかけて下さいます。
 先ほどお客様から、「この中にいると年末のようですね」とご指摘いただきました。まさしくその通りで、「本年もお世話になりました」「来年もよろしく」といった言葉が店内を飛び交っています。一つのお別れの後またすぐ次のお別れが続きますので、感傷に浸る暇も無くお別れを繰り返します。寂しさは夜その日の業務が総て終わった後、一気に襲ってきます。
 一日の業務記録を見ながら一つ一つのお別れを反芻していると、それぞれのお客様とのその一年のやり取りが蘇ってきます。ここで一つに繋がった一人一人のお客様に関する想い出や記憶は、翌年まで私の頭の中にしまわれ、再会の瞬間に一気に解凍されます。不思議なもので春や夏の再会時に、時間はお別れした時に繋がります。もちろんその前の年の記憶も前の前の年の記憶も・・・。
 再会の喜びはひとしおで、その喜びをがあるからお別れも悲しいものではありません。テレビでサッカー番組を観ていて、ふと日本人選手が涙を流すシーンが多いことに気付きました。勝った選手が泣き、負けた選手が泣いています。私自身は選手として、勝ち負けや喜びや悔しさで泣くということは考えられませんでした。いい加減にやっていたんだろと言われればそれまでですが・・・。
 満身創痍でボロボロになりながら走り続け、負けてファンのブーイングに号泣している選手に、プロ意識の欠片も感じないと言ったら酷でしょうか?同じ番組を観ていた近隣の方とそんな話をしていたら、「'冷酷無比'な奴だ!」と罵られました。そうかもしれません。「お前は絶対泣かないのか?」と聞かれ、考えました。'冷酷無比'な私も泣きます。再会のない別れ・・・人の死に直面した時は泣きます。
 名残惜しく声をかけて下さるお客様に、私の挨拶は物足りないかもしれません。
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