革と真鍮2007-06-30 Sat 15:08
![]() Lordの革製品には真鍮の金具が使われています。黄銅とも呼ばれる真鍮は銅を主体とした銅合金のひとつで、銅に亜鉛を加えた合金です。色は亜鉛量により赤黄色から黄色で、その硬さ強さ展延性などから加工・鋳造に適しており、耐食性にもすぐれています。 長くハードに使っていただきたいLordの革製品には、その重量を犠牲にしたとしても、機能と独特の風合いを併せ持つ真鍮を使うことが最適かと考えています。お客様によっては「これで作って」と、お気に入りの真鍮の金具を持ち込まれる方もいらしゃいます。ヨット用に作られたものが多いようです。 鞄や革小物の場合重さがネックになりますが、チェス駒の場合この重さがいいようです。革と真鍮は相性が良いようで、Lordでは毎年革のチェスボードに真鍮の駒という組み合わせが大好評です。真鍮の駒にはその加工のし易さゆえか、実に多様なデザインのものがあります。 対戦中、思考の末のずっしりとした重量感が心地好いように、革鞄の重量感も楽しめればよいのですが、なかなかそういう訳にはいきません。革と真鍮の深遠な相性が醸し出す独特な雰囲気は、長く使うことによって深みを増します。時の経過が刻み込まれた道具は、ずっしりが似合います。 |
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