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roman2007-07-19 Thu 18:12
![]() 今朝お客様から「この頃軽井沢店のブログの写真に、ロマンがなくなった」と、ご指摘をいただきました。以前はあったかどうかの議論はさて置き、取り敢えず本日の写真はこんな感じにしてみましたが、いかがでしょうか?実はこのご指摘、今月3回目です。「男のロマン」「ロマンがある・ない」等ロマンという言葉は日常よく耳にしますが、正直に白状すると私はこの『ロマン』という言葉がよく解っていません。 写真のような『ロマンス(romance)』は、その原義も日本的な使い方もほぼ解ります。『ロマン主義(romanticism)』は学生時代から、嫌と言うほど叩き込まれました。で『ロマン(roman)』です。広辞苑で「ロマンス語の散文物語」や「長編小説」というのはいいとして、「夢や冒険への憧れを満たす事柄。男の―」というのはどうもピンときません。 『ロマン』が解ってないので、「ロマンの無い男」と言われればその通りです。ただそれではあまりに寂しいので、近所のフランス人に質問してみました。彼の説明する『ロマン』は、歴史を背景とした至ってフランス人特有の概念でした。日本人の私には、どうも違います。多くの言葉をただ漠然と感覚的に使ってきた私はそのつけが回り、言葉で周囲の失笑を買うことがしばしばあります。 お客様方の言葉をいつもの通り感覚的に受け取った私は、写真から失われたロマンはさて置き、今あることに開眼しています。時々脱線はしますが業務伝達を主目的とし、事実を淡々と綴り現実的な(unromantic)この日記は、もう少しromantic(空想的・非現実的)であってもいいのかなと。『ロマン』の有無は曖昧でも、unromanticな日記とromanticなそれの境界は明確です。 かつてLord自体はその境界上にあるという趣旨の事を書きましたが、日記はLordの空間をご存じ無い方も読んで下さるという事情から、もっぱら片方の世界にいました。軽井沢店も開店から7年が経ち、多くのお客様がリピートして下さるようになった今、この日記もそろそろ往き来することが必要な時期なのかもしれません。あの映画の主人公のように。 スポンサーサイト
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